出張途中に?
2013年02月18日
東京出張でございました。
今回は新幹線での上京。
新幹線での移動は4時間ほどかかりますので、読書にはもってこいですな。
岡山で乗ってから終点まで降りなくていいわけですから。
ってことで、読書をしていて分かったこと。
自分の勉強も兼ねて更新してみますかな。
今回は新幹線での上京。
新幹線での移動は4時間ほどかかりますので、読書にはもってこいですな。
岡山で乗ってから終点まで降りなくていいわけですから。
ってことで、読書をしていて分かったこと。
自分の勉強も兼ねて更新してみますかな。
イタリアの話。
イタリアってパスタやピザ、ジェラート以外にもオリーブやワインの産地ってイメージがありますな。
この中のオリーブとワインがイタリアの長靴で大規模に作られ始めるきっかけは、経済競争に負けたから、だとか。
これは、ローマの時代の話になりますぞ。
イタリアの半島は、元々穀物の産地でありまして、ローマの食糧庫でもあったわけですな。
これが第二次ポエニ戦争、いわゆるハンニバル戦争の時にかわってしまったそうです。
この第二次ポエニ戦争で、ローマ軍は第一次ポエニ戦争で勝ちとったシチリアを、ハンニバルのお国のカルタゴに取り返されてしまいますが、さらに取り返してローマの属州にしました。
このシチリアが、当時穀物の一大産地でありまして、属州になったこともあって、安く大量の穀物(小麦)が、イタリアの長靴に流入してきました。
この競争に長靴で穀物を生業としていた人は負けてしまい、作物転換に迫られました。
で、この結果がオリーブであり、当時葡萄酒と呼ばれていたワインへの転換。
それから穀物はシチリアに、オリーブとワインは長靴になんていう住み分けが始まったそうですな。
さてさて、このローマのシチリア属州化ですが、時代は紀元前211年頃。
元々の産地と違ったとは言え、長靴でのオリーブとワインの歴史は2200年にもなるってことですな。
長いな、おい・・・
この第二次ポエニ戦争でのローマのシチリア戦役で、ローマを散々苦しめた新兵器がありました。
これの発案者はあのアルキメデス氏、当時70歳を越えていたそうですな。
で、アルキメデス氏は、シチリアでの戦役中、ローマ軍の兵士によって殺されたといいますぞ。
悲喜交々でございますな。
Posted by ぴりぽ at 19:23│Comments(0)
│仕事日記